【相模原殺傷事件】事件の経緯と植松聖容疑者の人物像、入れ墨や大麻、重複障害者安楽死など

「私の目標は障害者の方が安楽死できる世界です」

「障害者総勢470人を抹殺することができる」

犯行後に撮影したとみられている植松聖容疑者と思われるTwitterアカウントより出典(画像加工済み)

犯行後に撮影したとみられている植松聖容疑者と思われるTwitterアカウントより出典(画像加工済み)

 
 神奈川・相模原市の障害者福祉施設で、26日未明、19人が死亡する戦後最悪の殺人事件が起きた。逮捕された元職員の男は「障害者はいなくなればいいと思った」と供述しているということだ。一体どんな人物なのだろうか。

■戦後最悪レベルの死傷者

 植松聖容疑者(26)は、かつて働いていた障害者福祉施設に侵入し、入居者らを次々と刃物で刺して殺害したとみられている。19人が死亡し、25人が重軽傷を負うという戦後最悪レベルの死傷者を出した。

 26日の午前2時45分頃、神奈川・相模原市の障害者福祉施設“津久井やまゆり園”から、「ナイフを持った男が来ている」と110番通報があった。神奈川・相模原市の事件現場である津久井やまゆり園の近くに設置されていた防犯カメラには、植松容疑者とみられる男が映っていた。

■防犯カメラが映した行動

 防犯カメラの映像を見ると、午前1時37分に画面右奥から黒っぽい車が猛スピードで走ってくる。そして、車は画面の左端でとまり、停車から1分後、男が車から降りてトランクを開け荷物を下ろしている。この男が植松容疑者とみられている。

 男は帽子をかぶり、Tシャツに長ズボン姿で助手席に移動したあと、再びトランクから何かを取り出し、その後、大きな荷物を抱えて障害者施設の方へと歩い ていく。そして、110番通報があった午前2時45分の直後の午前2時50分頃、男は大きな荷物を手に走って車に戻った。車はすぐさま走り去り、男は津久 井署に出頭したとみられる。

■「傷はほとんどの方が首の傷」

 植松容疑者が出頭の際に乗ってきた車の中には、血のようなものがついたタオルが無造作に置かれ、ハンドルにも血痕らしきものが残されていた。さらに、犯 行に使われたとみられる結束バンドのようなものもあった。捜査関係者によると、植松容疑者は止めに入った職員を結束バンドで縛ってカギを奪い、次々と入居 者を刺したということだ。

 被害者が搬送された北里大学病院の会見によると「傷はほとんどの方が首の傷。わりと深くまで入っている方も何人かいらっしゃいましたので、ワッと切りつけられている感じかなと思います」とのことだ。

■容疑者の人物像

 植松容疑者は調べに対し「施設を辞めさせられて恨んでいた」「障害者はいなくなればいいと思った」と供述している。植松容疑者とは一体どのような人物なのだろうか?

 2012年12月、自宅から近いやまゆり園に非常勤として入社し、翌2013年4月から常勤の職員となった植松容疑者。近所の人からは明るいという評判がある一方、植松容疑者を知る津久井やまゆり園の元職員はこう語る――

 「ちょっと(植松容疑者の)暴力があって問題があって。(入居者に暴力をふるうのを)職員が見かけた部分もあった。(暴力は)1回や2回じゃなかったと思う」

 さらに、「入れ墨が入ってるからとか、入居者に暴力ふるったとか、それでクビになったとかって」という声も。植松容疑者のものとみられるツイッターに は、大きな入れ墨が入った写真が「会社にバレました。笑顔で乗りきろうと思います。25歳もがんばるぞ!!」というコメントとともにアップされていた。 (2015年1月20日投稿)

 そして、今年1月に植松容疑者の相談を電話で受けた友人はこう話す。

 「『やまゆり園で障害者を殺す』と。もう殺人です。障害者の人を全員殺して、障害者に使っている税金を使わなくして世界にお金が回るようにみたいなこと を言っていました。本人いわく『神からのお告げだ』という発言はしていました。全然理解できないです。そこで口論になって連絡とらなくなった感じです」

 別の知人によると、植松容疑者は去年、「障害者は死んでくれた方がいい。その方が家族は楽だ。10月までに600人殺す。まず自分がいた施設からやる」と話していたということだ。

■「障害者総勢470人を抹殺することができる」

 捜査関係者によると、植松容疑者は今年2月14日、衆議院議長公邸を訪問。手紙を渡そうとしたが断られ、その翌日に再び公邸を訪れて手紙を渡したということだ。その手紙にはこう書いてある。

 「障害者総勢470人を抹殺することができる」

 「私の目標は障害者の方が安楽死できる世界です」

 津久井やまゆり園を名指しして、職員の少ない夜に決行するという内容だった。

 この手紙を渡してから2日後、植松容疑者は親しい友人にLINEでこんなメッセージを送っていたことがわかった。

 「産まれてから死ぬまでまわりを不幸にする重複障害者は果たして人間なのでしょうか?」

 「人の形をしているだけで、彼らは人間ではありません」

■大麻の陽性反応…措置入院

 警視庁は手紙が渡された2月15日に神奈川県警津久井署に情報提供。相模原市によると、その後、2月19日に神奈川県警から「他人を傷つける恐れがある」と連絡があり、市は植松容疑者を病院の精神科に措置入院させた。植松容疑者はこの日に、施設を退職していた。

 また、捜査関係者によると、入院した際に尿検査をしたところ、大麻の陽性反応が出たということだ。措置入院中は薬物治療やカウンセリングなどをし、入院先の医師が「他人を傷つける恐れがなくなった」と診断したことから、入院から12日後の3月2日に退院したという。

■「意思の疎通ができない人たちをナイフで刺した」

 今月1日現在で149人が入居していたという津久井やまゆり園。知的障害のある人が住み、広い敷地の中にグラウンドやプール、体育館などがあるほか、入居者が暮らす居住棟が東西にある。植松容疑者は、東棟1階から窓ガラスを割って侵入したとみられている。

 出頭当時、血の付いた3本の刃物をカバンに入れていたという植松容疑者。警察への取材で、「私は意思の疎通ができない人たちをナイフで刺したことは間違 いありません」と供述していることが新たに分かった。

 警察は、計画的に障害者を狙った犯行とみて詳しい動機などを調べている。

(日本テレビ系(NNN)2016年 7月26日)

 

 

 

植松聖容疑者は、胸と背中に入れ墨を入れていた?

植松聖容疑者と思われるTwitterアカウントより出典

植松聖容疑者と思われるTwitterアカウントより出典

 

shougaisha_sasshou_img04

これらの写真より、胸と写真に入れ墨を入れていたとみられています。報道では、入れ墨のせいで、小学校の教員になれなかったのでは?との情報もあります。

確かにここまで入れ墨を入れていたらちょっと公務員とか真面目な職業はまだまだ断られても仕方ないかもしれないですね。

 

植松聖容疑者と思われるTwitterアカウントで犯行後、自撮り?

このアカウントのツイートの日時を見ますと、ちょうど犯行後の時間になります。そうすると、犯行時には防犯カメラではTシャツ姿だったことが判明しているので、犯行後スーツに着替えて撮影してツイートしたのでしょうか?

犯行後には警察署に出頭したとの報道がなされているので、自宅に帰って着替えたのか、車にスーツを用意していたのか、いろいろ憶測してしまいますね。

また、このツイートが拡散されることを想定して計画的に撮影していたのではないかと考えてしまいます。これだけの事件ですから、悪い意味での有名人になることを想定して、スーツを着て正装して撮影したとしたら、かなりの計画性を感じますね。

神奈川県警は事件の被害者の名前を公表しない方針を明らかに

 相模原市緑区千木良の知的障害者施設「津久井やまゆり園」の殺傷事件。神奈川県警は26日、事件の被害者の名前を公表しない方針を明らかにした。

 殺人な どの被害者は公表するのが通例だが、今回の事件について県警は「(現場の)施設にはさまざまな障害を抱えた方が入所しており、被害者の家族が公表しないで ほしいとの思いを持っている」と理由を説明している。

(毎日新聞 2016年7月26日)

植松容疑者の友だちあてのLINEにもありましたが、津久井やまゆり園には、「重複障害者」が多く入院していたようです。

重複障害者とは?

複数の種類の障害をあわせもつ障害者の事で、精神発達または行動上の「重度」の障害をも含めて重度重複障害者としてとらえられているそうです。

そして重複障害者で最も多いとされているのが、肢体不自由と内部障害内臓の機能が障害され、日常生活活動が制限されること)のあわせもったものということですので、ほとんど日常生活を自力でおこなうことは難しいのではないでしょうか。

そうなると、植松容疑者の友だちあてのLINEのとおり、「産まれてから死ぬまでまわりを不幸にする重複障害者は果たして人間なのでしょうか?」「人の形をしているだけで、彼らは人間ではありません」という言葉が、実際に現場で働いていた人の生の声なのだと実感せざるをえないですね・・・。

とはいえ、こういった形で命を奪われてしまうのは本当にお気の毒に思います。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

防刃Tシャツ〔西陣YOROI〕250gと軽量

防刃ベスト ポリスマンタイプ(前後パネル入)