前橋市・高齢者3人殺傷事件の裁判員裁判で土屋和也被告(27)死刑判決、執拗で残虐な無差別犯行

人命軽視の強盗殺人を2回も行うなど、強固な殺意

「執拗(しつよう)で残虐な無差別犯行で社会的影響が大きい」

前橋市・高齢者3人殺傷事件の裁判員裁判で土屋和也被告(27)に死刑判決、執拗で残虐な無差別犯行

前橋市・高齢者3人殺傷事件の裁判員裁判で土屋和也被告(27)に死刑判決、執拗で残虐な無差別犯行

 おととし、前橋市で高齢者3人が相次いで殺傷された事件の裁判員裁判で、被告の男に死刑判決が言い渡されました。
(社会部・古武家朋哉記者報告)

 土屋和也被告(27)は終始、下を向いていて、判決を言い渡された時も裁判長の顔を見ることはありませんでした。

 また、裁判員は涙を浮かべていました。

 土屋被告はおととし、前橋市で小島由枝さん(93)を殺害して現金を奪ったほか、川浦種吉さん(81)と妻を包丁で刺して種吉さんを殺害するなどした罪に 問われました。

 これまでの裁判で、検察側は「命の重さを全く無視した通り魔的な無差別犯行」として死刑を求刑し、一方、弁護側は無期懲役が相当と主張して いました。

20日の裁判で、前橋地裁は「被害者ははるかに小柄で非力な高齢者」「人命軽視の強盗殺人を2回も行うなど、強固な殺意があった」と厳しく指摘 し、死刑を言い渡しました。

 弁護側は死刑を不服とし、控訴したことを明らかにしました。

(テレビ朝日系(ANN)2016年 7月20日)

土屋和也被告には、対人関係機能などが著しく偏っていると情状鑑定で診断された「パーソナリティー障害」があったようです。

 前橋市で2014年に高齢者3人が相次いで殺傷された事件の裁判員裁判で、前橋地裁は20日、強盗殺人罪などに問われた無職、土屋和也被告(27)=同 市本町=に求刑通り死刑を言い渡した。

 鈴木秀行裁判長は、3人への強い殺意や計画性を認めて「執拗(しつよう)で残虐な無差別犯行で社会的影響が大きい」 と述べた。弁護側は即日控訴した。

 公判では殺意に加え、対人関係機能などが著しく偏っていると情状鑑定で診断された「パーソナリティー障害」の影響が争点になった。

 鈴木裁判長は、用意し た凶器で頭部などを複数回殴ったり、刺したりしていることなどから確定的殺意があったと認定。

 4歳で養護施設に入り、高校卒業後も転職を繰り返し借金を重ねた経緯に触れながら「障害は不遇な成育歴等の影響で同情を禁じ得ないが、犯行に影響はしていない」として、弁護側主張を退けた。

 判決によると、14年11月10日、前橋市日吉町の小島由枝(よしえ)さん(当時93歳)方に侵入し、小島さんを殺害し現金約7000円を奪った。

 12 月16日には、同市三俣町の川浦種吉さん(当時81歳)方でリンゴ2個(300円相当)を盗み、金品を奪おうと妻を包丁で刺して重傷を負わせ、川浦さんの 胸や首を刺して殺害した。

(毎日新聞 2016年7月20日【山本有紀、杉直樹】)

土屋和也被告の生い立ちとうまくいかない仕事歴と借金

両親は幼いころに離婚しており、経済的な理由から、4歳から児童養護施設に預けられています。高校時代からは、祖父母と叔母が暮らす家に同居するようになりました。

その後の土屋和也被告の人生は、以下の記事に詳しく書いてありました。

 高校卒業後、町内の塗装会社に就職したが、約八カ月で解雇された。社長は「同居の伯母と不仲だった。

 家の電話を使わせてもらえず、駅の公衆電話から仕事の電話をかけていた」と証言する。

 何らかの理由で家族と暮らせない青少年を支える前橋市の施設に移り住んだ土屋容疑者は約五カ月の食品工場勤務を経て、建設会社に就職。

 約七カ月で解雇されラーメン店に転職した。

 店長は「手に職を付けて、食べていけるように」との思いで採用。ぼさぼさ髪の土屋容疑者に散髪代を渡したり、仕事を覚えられずに「辞めたい」と相談してきた際には、引き留めたりと、気に掛けてきた。野良猫に缶詰を買い与える動物好きな一面もあったという。

 通常、数カ月で見習いから正社員に登用されるが、アルバイトのまま昨年六月、約四年勤めたラーメン店を辞めた。その後、入った警備会社は十月に解雇された。

 電気やガスは止められ、消費者金融から百数十万円の借金があった。ある捜査幹部は「救いの手はあったはず。何が問題だったのか、自分を見つめ直してほしい」と話した。

(東京新聞 2015年1月20日)

報道では、土屋和也被告は指名手配されて似顔絵が公開された絵によると髪がボサボサだったので、捕まらないように自分で髪を切ったとのことでしたが、動画で見てもすごく変な髪型ですね。

群馬県前橋市で80代の夫婦が殺傷された事件で、警察は現場近くに住む26歳の男を逮捕しました。

自宅は荒れ放題だったというこの男、逮捕のきっかけは、自分が働いていたラーメン店に盗みに入ったことでした。

殺人未遂の疑いで逮捕された前橋市の無職・土屋和也容疑者(26)が、ひとりで暮らしていたマンション。

部屋の窓のあたりには、ごみが散乱しています。

インスタントラーメンには、割りばしが残されたまま。空いたペットボトルや紙パックも見えます。

「部屋の中を見ても家具がない。ごみも出さないでいた。ごみ屋敷みたいだろう」(同じマンションの住民)

土屋容疑者の逮捕容疑となった事件を含め、前橋市内では11月から高齢者を狙った事件が相次いでいました。

先月11日には前橋市日吉町の住宅で、一人暮らしの小島由枝さん(93)が頭や首などを刃物で刺され殺害されました。

今月16日にはおよそ700メートル離れた前橋市三俣町の住宅で、81歳の川浦種吉さんが刃物で首などを刺され殺害されました。

80歳の妻の二美江さんもトイレから出てきたところを、いきなり首を刺され、重傷を負いました。

「奥さんが血を流してうずくまっていた。『誰かいるから早く中に入ってくれ』と言われて中に入ってみたら、じいさんが倒れていた。血だらけで、そこらじゅう刺されて」(川浦さん夫婦を発見した男性)

土屋容疑者は2つの事件のうち、二美江さんを殺害しようとした疑いが持たれています。

逮捕されたときの姿は、警察が二美江さんの証言に基づき作成した似顔絵から髪型が変わっていたといいます。

「スカーフをきゅっと後ろで縛って、変な帽子みたいなものをかぶっていた」(近所の女性)

土屋容疑者のマンションから2つの事件現場へは、2キロも離れていませんでした。

土屋容疑者とはどのような人物なのでしょうか。

「雰囲気は無口でおとなしいような感じ、友達が来たのを見たことがない」(同じマンションの住民)

「髪がボサボサだった。それがある日突然、坊主になっちゃった。どうしたのって言ったら『ちょっと気分を変えるのに坊主にしました』と」(同じマンションの住民)

土屋容疑者は半年前まで、ラーメン店に勤務していたということです。

土屋容疑者は、この店で3年半ほど働いていたといいますが、実は今回土屋容疑者が捜査線上に浮上したきっかけは、12月21日にこのラーメン店に盗みに入り逮捕されたことでした。

その捜査の過程で殺傷事件への関与を認めたのです。

「三俣町の事件は私です。家に入って刺しました」(土屋容疑者)

取り調べに対して土屋容疑者は「金が目的で侵入した」と供述、川浦さん殺害についても認めているということです。

警察は、小島さん殺害についても、土屋容疑者が関わった可能性が高いとみて捜査しています。

(Yahooニュース 2014年12月26日)

これからの日本の高齢化社会と格差社会を考えるとこういった犯罪は増えていきそうで怖いです・・・。

防刃Tシャツ〔西陣YOROI〕250gと軽量

防刃ベスト ポリスマンタイプ(前後パネル入)