【川崎・中1殺害】公判:19歳少年「仕返し怖くてやり続けた」

「本当に殺そうとは思っていない。首をやったら死ぬなと思って、首を切りました」

「上村君 が地面を這いつくばったまま移動した可能性がある」

【川崎・中1殺害】19歳少年「仕返し怖くてやり続けた」

【川崎・中1殺害】19歳少年「仕返し怖くてやり続けた」

 川崎市で中学1年の上村遼太君が殺害された事件で、殺人などの罪に問われたリーダー格の19歳の少年の初公判が開かれました。

 少年は起訴内容を認めた上で、「本当に殺そうと思ってはいなかったが、仕返しが怖くてやり続けた」と述べました。

 「本当に殺そうとは思っていない。首をやったら死ぬなと思って、首を切りました」

 去年2月、川崎市で中学1年の上村遼太君が殺害された事件の初公判。殺人などの罪に問われた19歳のリーダー格の少年は、丸刈り、グレーのスーツ姿で出 廷。

 か細い声で「間違いありません」と起訴内容を認め、裁判長から「もう少し大きな声で話してください」と注意される場面もありましたが、終始、淡々とし た様子で答えました。

 検察側は、冒頭陳述で事件に至る経緯を明らかにしました。去年1月、横浜市港北区で少年は上村君の顔を殴り、全治2週間のけがを負わせる傷害事件を起こします。

 「上村君がタメ口で話したりしていて調子に乗っていたので、腹が立って殴った」

 これを知った上村君の知人が、少年の自宅に押しかけるトラブルが発生。「知人に告げ口をしたのではないか」と逆恨みした少年は、ほかの少年2人とともにこのトラブルの1週間後、上村君を呼び出します。

【LINEのやり取り】
 「フルボッコだけにしよう」(別の少年)「いいよ」(少年)

 事件当日、少年は河川敷で上村君に告げ口をしたか問い詰め、ナイフで切りつけるなどの暴行を加えました。

 検察側は「上村君の頬を切りつけたら血がにじ み、このまま帰すと自分が逮捕されたり知人から報復されると思い、殺害を思い立った」と指摘。

 これに対し弁護側は、「少年は上村君を殺そうとは思っていな かった」「別の少年からカッターナイフを渡されるという予期しない偶然が起き、瞬間的に暴走して殺害した」と、計画性はなく突発的な犯行だったと主張しま した。

 「最初はヤキを入れようとして多摩川に向かった。上村君と話して余計イライラして、上村君を倒して馬乗りになった。

 別の少年がカッターナイフを出したので脅そうと思って頬を切った」

 さらに午後の被告人質問では、犯行当時の詳細が明らかとなります。

 少年は上村君を「痛めつける感じで切った」として、殺意はなかったと強調するものの、 「首をやったら死ぬなと思って、首を切った」と証言。

 上村君の傷は全身で43か所に上り、このうち31か所は首に集中していました。ただ、ためらいもあっ たと少年は主張します。

 「途中でやめようと思ったけど、やめたあとどうしたらいいか分からなくなってそのままやり続けた。やめたら仕返しをくらうと思って、やめられなかった。怖くなった」

 しかし少年は、抵抗しなかったという上村君を川で泳がせ、上村君は下半身が川に浸かったまま動かなくなり、3人はその場を立ち去ったといいます。

 上村君 の遺体が見つかったのは、血痕が残されたコンクリートからおよそ24メートル離れた土手の部分。

 検察側は、司法解剖を担当した医師の意見として、「上村君 が地面を這いつくばったまま移動した可能性がある」と指摘しました。

 犯行は、なぜエスカレートしたのか。公判は3日間連続して行われ、今月4日に結審する見通しです。

(JNN 2月2日)

リーダー格の少年の証言、『首をやったら死ぬなと思って、首を切りました』って、どう聞いても殺そうと思ってますよね??殺意の認定はされるのではないでしょうか。

しかし、カッターナイフを渡されるという予期しない偶然が起き、瞬間的に暴走して殺害した、とする弁護側の擁護は、計画性はなく突発的な犯行ということにしようとしています。カッターナイフがなかったら、殺さなかったとでも言うのでしょうか?

そして、今回の公判の内容で、最もひどいと思えるのが、上村君の傷は全身で43か所に上り、このうち31か所は首に集中していたこと。

さらに、上村君 の遺体が見つかったのは、血痕が残されたコンクリートからおよそ24メートル離れた土手の部分で、検察側は、司法解剖を担当した医師の意見として、「上村君 が地面を這いつくばったまま移動した可能性がある」ということ。

この2点が、想像するだけでひどい状況であったことがわかります。

24メートル這いつくばったということは、上村君を放置せず、救急車などを呼べば、生きていたということだと思います。しかも川の中に放置したということは、死んでもいい、むしろ、死んでしまえと思っていたに違いありません。殺人罪における、未必の故意も認定できるのではないでしょうか?

とはいえ、上村君がもう、死んでしまったという事実は変わらないことが、本当に心から辛いです。謹んで、上村君のご冥福をお祈りいたします。

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