池袋ラブホテル心中未遂事件、山口輝武容疑者(33)が妻を殺害した悲しい理由とは?

山口輝武容疑者が妻を殺害し、自殺を図った

輝武容疑者の傍らには血の付いた包丁が落ちていました

池袋ラブホテル心中未遂事件、山口輝武容疑者(33)が妻を殺害した悲しい理由とは?

池袋ラブホテル心中未遂事件、山口輝武容疑者(33)が妻を殺害した悲しい理由とは?

 ともに生きることを誓うのが結婚なら、ともに死ぬことを誓うのは心中だ。過去、数々の男女や家族が心中を試み、その悲劇性は「曽根崎心中」などの文学作品まで生み出した。6月8日、また一つ悲しい心中未遂事件が池袋で起きていた。

 社会部記者が解説する。

「午後6時20分ごろ、池袋のラブホテルの一室のベッドの上に、胸を刃物で刺された山口美賀(みか)さん(46)の遺体と、胸に傷を負って血だらけになった、夫で無職の山口輝武(てるたけ)容疑者(33)が横になっているのをホテルの従業員が見つけて通報しました。
 輝武容疑者の傍らには血の付いた包丁が落ちていました。
美賀さんの同意があったかは不明ですが、警察は6月27日、輝武容疑者が妻を殺害し、自殺を図ったとして、殺人容疑で通常逮捕しました。
 前日夜から2人がずっとチェックアウトしないのを不審に思った従業員が状況を確かめに部屋に入り、発見したそうです」

 現場はJR池袋駅北口のラブホテル街の一角。これだけならよくある話といえるかもしれないが、まだ続きがある。

「警察が遺体の状態を調べたところ、美賀さんは髪がほとんど抜け落ちた上に、オムツをしていたのが分かりました。末期がんだったようで、輝武容疑者は『病気で苦しむ妻を楽にしてあげたかった』と供述しているようです」(同前)

 ホテルの部屋には輝武容疑者の遺言も残されていた。

「テーブルの上にノートがあり、〈美賀ちゃんを楽にさせてあげました〉〈僕も後を追います〉と書かれていました。
 山口は妻の左胸部にナイフを数回突き刺して殺害したが、自分は死にきれなかったようです。
 殺人罪ではありますが、最期の場所としてラブホテルを選んだのも、治療に生活費をつぎ込んで困窮していたのか?などと悲しい想像をめぐらせてしまいます」(同前)

 がんは若ければ若いほど進行が早い。また、若ければ若いほど、検査を受けることも少なく発見が遅れがちだ。

 発見したときには末期ということも珍しくはな い。投薬が増えれば意識も朦朧となる。治療方法が発達したとはいえ、がんがいまだに死に直結する病であることに変わりはない。

 この世の名残、夜も名残。発見されるまでの1日弱を、男女はどんな言葉を交わして過ごしたのか――。

<週刊文春2016年7月7日号『THIS WEEK 社会』より>

この事件、報道されたときの経緯は?

 東京都豊島区池袋のホテルで女性が刃物で刺されて死亡しているのが見つかった事件で、警視庁池袋署は27日、殺人容疑で、板橋区常盤台の無職、山口輝武(てるたけ)容疑者(33)を逮捕した。

 刺された女性は山口容疑者の妻で、美賀さん(46)。山口容疑者は「病気で苦しむ妻を楽にしてあげたかった」と容疑を認めている。室内からはノートが見つかっており、「美賀ちゃんを楽にさせてあげました。僕も後も追います」と書かれていた。

 逮捕容疑は7日午後9時半~翌8日午後6時10分、豊島区池袋のホテル一室で、美賀さんの左胸にナイフを数回突き刺したとしている。

 山口容疑者は美賀さんを刺した後、自分の胸にもナイフを刺して重傷を負い、病院に搬送されて治療を受けていた。

(産経新聞 2016年6月27日)

報道当初は、よくある痴情のもつれでの殺人事件かと思っていましたし、「美賀ちゃんを楽にさせてあげました。僕も後も追います」との容疑者のコメントも、殺害するための言い訳なのでは?と勝手に勘違いしていました。

しかし、週刊文春報道の記事で詳細がわかると、殺害の動機などを含めて悲しい事情があったことがわかり、自分の勝手な思い込みを反省しました。

今後、裁判などで詳細が明らかになりましたら、いろいろ事情がわかるとは思いますが、今現在でわかっていることを調べてみました。

山口輝武(てるたけ)容疑者のFacebookアカウント

山口輝武容疑者と同姓同名のアカウントがありました。友達に、今回殺害されました、妻である山口美賀さんの名前があるので本人で間違いないでしょう。

勤務先は新宿で、東京都板橋区在住となっています。産経新聞の報道でも容疑者の住所を板橋区常盤台としていましたので、確定だと思います。

友だちは510人とかなりの数の友だちで、リア充な人だなという感想です。しかも友達は女性が多く、8割くらいは女性で、モデルさんなどの綺麗な方ばかりに感じました。勤務先の内容がわかりませんが、そういった関連のお仕事だったのでしょうか?

殺害された山口美賀さんのFacebookアカウント

ちなみに友達に登録していた山口美賀さんのアカウントもありましたが、東京都板橋区在住となっていましたので本人で間違いないでしょう。

2013年1月10日に、ご結婚されたようです。

お友達にはカイロプラクティックの職業の方が多く、そういった関連の方だったのでしょうか?

フェイスブックのコメント欄でも、カイロプラクティック関係の先生に、「先生、ご無沙汰してます。早くおちついて、先生に会いに行きたいです。勉強もしたいです。」とコメントされていたので、病気がよくなったら勉強したかったのでしょうね・・・。

とても悲しくて気の毒な事件だと思います。こういった結果になってしまったのはいろいろな事情があったのかとは思いますが、今後の捜査による事件の解明が待たれます。

往生際“いいかげんな人生”との折り合いのつけ方

末期がんとともに生きる爺から孫たちへの最後の手紙