愛媛・乳児5遺体遺棄事件、1女児の殺人など母に懲役7年実刑判決

「未来ある生命をあまりに軽視した犯行」

「本件以外にも、自分がこれまでやってきたことを心にとめておいてほしい」

愛媛・乳児5遺体遺棄事件、1女児の殺人など母に懲役7年実刑判決

愛媛・乳児5遺体遺棄事件、1女児の殺人など母に懲役7年実刑判決

 愛媛県八幡浜市で昨夏、乳児とみられる5遺体が見つかった事件で、このうち女児1人に対する殺人と死体遺棄の罪に問われた母親で住所不定、無職の若林映美被告(34)の裁判員裁判の初公判が13日、松山地裁(日野浩一郎裁判長)であり、若林被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。判決は15日の予定。

 検察側は冒頭陳述で「生活費を稼ぐため売春を繰り返し、妊娠に気付いても『出産して殺して捨てよう』と思っていた」と指摘。一方、弁護側は「家族の生活を支えるため周囲に相談できなかった」と主張した。

 起訴状などによると、若林被告は昨年7月3日ごろ、当時住んでいた同市江戸岡2の自宅で、出産した女児の口と鼻を塞いで窒息死させ、遺体をナイロン袋に入れて自宅押し入れに遺棄した、とされる。自宅敷地内からはその後、男女2遺体ずつが発見されたが、容疑不十分などで不起訴となった。

【黒川優】(毎日新聞 1月13日)

 愛媛県八幡浜市で昨夏、乳児とみられる5遺体が見つかった事件の裁判員裁判で、このうち女児1人に対する殺人と死体遺棄の罪に問われた母親で住所不定、無職の若林映美被告(34)に対し、松山地裁は15日、懲役7年(求刑・同8年)を言い渡した。日野浩一郎裁判長は「未来ある生命をあまりに軽視した犯行」とした。

 判決などによると、若林被告は昨年7月3日ごろ、当時住んでいた同市内の自宅で、出産した女児の口と鼻を塞いで窒息死させ、遺体を自宅押し入れに遺棄した。

 若林被告の自宅敷地内からはその後、男女2遺体ずつが発見されたが、容疑不十分などで不起訴となった。日野裁判長は主文を言い渡した後「本件以外にも、自分がこれまでやってきたことを心にとめておいてほしい」と諭した。

【黒川優】(毎日新聞 1月15日)

愛媛・乳児5遺体遺棄事件、1女児の殺人など母に懲役7年実刑判決

愛媛・乳児5遺体遺棄事件、1女児の殺人など母に懲役7年実刑判決

愛媛・乳児5遺体遺棄事件とは

「口をふさいで殺した」――。

 愛媛県八幡浜市のアパートで乳児5人の遺体が見つかった事件。死体遺棄容疑で逮捕された無職、若林映美容疑者(34)は、9年前から子どもを産んでは殺害していた“鬼母”だった。一体、どんな女なのか。

 本人のものとみられるフェイスブックによると、映美容疑者は八幡浜市出身で、地元の県立高校を卒業。昨年8月に「交際中」との記述があるが、彼氏については書かれていない。

 現在は10年ほど前に越してきたアパートに父親と弟、中2になる長男と4人で住んでいたという。

「映美容疑者は20代前半で結婚し、長男を出産。すぐに離婚し、今はシングルマザーです。

 以前はきれいに化粧をしてミニスカ姿で出かけ、夜の仕事をやっていたという話も出ています。最近は年配の男性と一緒にいるところを目撃されています。

 毎朝、日課のように父親とスーパーに出かけ、先月は長男の授業参観にも参加していた。

 家族仲は悪くなかったようです」(捜査事情通)
近隣住民によると、映美容疑者は2006年から「毎年のようにお腹が大きくなっていた」という。

 ところが、赤ん坊を見かけないので、近所では「おかしい」と噂になっていた。

「3年前に住民から市に情報が寄せられ、市が確認に行っていました。

『薬のせいでお腹が膨れている』と妊娠について否定されたため、職員はいったんは引いたが、今年5月にも同様に情報が入り、職員らが3回自宅を訪問しています。

 映美容疑者は『ただ、太っているだけ』と答えたそうです。

 今月6日に職員らが再訪した際、腹のふくらみはなくなり、『卵巣の病気で薬を飲んだ。妊娠ではない』と話していたといいます」(前出の捜査事情通)

 結局、自宅を調べると押し入れから女児の遺体が見つかった。映美容疑者は今月3日に出産していたが、産んですぐに殺害したとみられている。

 押し入れからは白骨化したり腐乱し、性別すら分からない状態の乳児も発見された。映美容疑者は取り調べに「いらない子だったから」などと答えているという。

(日刊ゲンダイ 2015年7月22日)

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